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「朗読者」 [読書]

朗読者 (新潮文庫)

朗読者 (新潮文庫)

今年は久しぶりにセーターでも編もうか。
そういえば、いつか編もうと思って買ってあった本があったはず・・・。
と、「本」と大きく書かれたダンボールをごそごそと探っていたら、こんな本が現れました。
かくして、本日も、誰もいない午後は、読書タイムです。

つまり再読なのですが、どこかでもういちどきちんと読まなくてはと、
ずっと気になっていた本なのです。これは運命です(笑)。

15歳の「ぼく」は、あることで21歳年上の女性ハンナと出会い
やがて二人は愛しあうようになる。
が、ある日ハンナは突然、「ぼく」の前から何の前ぶれも無く姿を消す。
やがて「ぼく」は法律を学ぶ大学生となり、
ある日傍聴していた法廷で被告席に座るハンナと再会する・・・。

この本は、大人になった「ぼく」がハンナとのことを回想するというスタイルで書かれており、
(「ぼく」はすでに結婚し女の子をもうけたが、彼女が5歳のとき離婚していた)
まだ若かった少年の日の「ぼく」の揺れる心や一途な想いは、なんとも微笑ましい。
(このへんは読者の年齢にもよるのでしょう)
そして思ってもみなかったハンナとの再会。
そして気がついてしまった、ハンナの秘密。
ここでまた「ぼく」は悩むのです。
ホロコーストについて、ハンナの秘密に、罪に、幸せについて、
そして自分がするべきことについて・・・。

そう、私も悩みました。
「ぼく」がとった行動はこれで良かったのか。
きっと、これでよかったのでしょう。
でも、ハンナは?

なんて切なく、そして愛おしい愛の物語・・・。


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コメント 3

あべる

こんにちは
朗読者すごく気になっていたのですが原著で読みたくて でも 挫折してました。
ちゃんと日本語でよんでからまた原著に挑戦したいと思います
(・・・って原著は英語なのでしょうか)
by あべる (2007-11-28 23:19) 

雅子

★あべるさん★
はじめまして、ご訪問いただきありがとうございます。
原著だなんて、素晴らしい!(考えてもみませんでした・・・笑)
作者は、ドイツの弁護士でもある作家さんです。
ドイツで刊行されたということなので、ドイツ語だと思いますが、
その後20を超える言語で訳されていますので、
英語でも読めるかもしれません・・・が、
でもそうなると結局翻訳モノとなってしまいますよね。
私は、翻訳モノは、どうも訳し方に違和感があり、
避けることが多いのですが、この本はほとんど違和感なく読めました。
気になっていらっしゃるのなら、是非お勧めいたします。
by 雅子 (2007-11-28 23:52) 

雅子

★Jetstream31さん★
nice!をありがとうございました♪
by 雅子 (2007-12-02 01:33) 

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